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セキュリティ対策

タイのPDPAと Cookie規制への対応ポイント


2021.02.11

1.タイのPDPA(個人情報保護法)について

2021年2月現在、タイのPDPA(個人情報保護法)は、

このまま変更が無ければ今年の6月1日より施行開始と言われております。

 

一方で、PDPAに関する詳細は、

タイ政府から正式告示がされていないのが現状です。

 

タイの各企業に求められる「PDPA対策」として、

準備しておくべき大枠につきましては、

WizberryでPDPA対策を!」でご案内しておりますのでご参照下さいませ。

2.PDPA下の Cookie規制

先日、クラスメソッド株式会社様とClassmethod(Thailand)Co., Ltd.様の共催Webセミナー

「タイのPDPA(個人情報保護法)とCookie規制への対応ポイント」が開催され、

GVA Law Office (Thailand) Co., Ltd.様の藤江 大輔 弁護士が講師として登壇されました。

 

GVA Law Office (Thailand) Co., Ltd.様は、弊社顧問弁護士として、

Classmethod(Thailand)Co., Ltd.様は、システム開発の部分で

普段より大変お世話になっているタイのお勧めの企業様です。

 

 

藤江 大輔 弁護士よる「PDPA下の Cookie規制」に関する注意事項は、下記の通りです。

 

 

■ Cookie(クッキー)とは

– ウェブサイトを訪問したユーザー情報を、PCや携帯端末に保存するように要求する小さなデータ
– Cookieの利用によってウェブサイトは個人の行動や嗜好をサーバ内に記憶が可能

 

■ PDPA対策の注意事項

– タイのPDPAは、EUのGDPR(一般データ保護規則)をベースとしている
– 日本法ではCookieは個人情報に該当せず、Cookieより収集された情報利用は不正利用に当たらない
– タイのPDPAでは、Cookieより収集された情報は、利用の明確な根拠の明示と閲覧者の同意が必要

 

そのため、各企業のウェブサイトでは、PDPA施行と共にウェブサイト閲覧者に対して、

「Cookieに関する情報明示と利用同意の取得」が必要となります。

3.Cookie対策はどうすれば?

Cookie規制の対策として、

Cookiebot」と言うソリューション例がございます。

 

Cookiebot」とは、GDPR 、CCPA や LGPD 等のePrivacy法に準拠した

Cookie同意バナーを簡単に生成・埋め込みできるソリューションサービスです。

 

同ソリューションサービスを販売している、

Classmethod(Thailand)Co., Ltd.様の三並 慶佐 氏よる説明は、下記の通りです。

 

 

■ Cookiebotの特徴

– GDPR対応のために開発されたクラウド型Cookieツール

– タイのPDPAにも対応可能

– Cookie対応バナーの表示と管理が容易に可能

– タイ語、日本語を含む40以上の言語に対応

 

Cookiebot」は、様々な言語にカスタマイズでき、

ウェブサイトを自動スキャンして、現在使われているCookieやトラッカーの可視化が可能です。

また、gtag.js、Google Tag ManagerやWordpressなどの
サードパーティツールへプラグインとして導入が可能です。

 

3 ステップで手軽に導入可能で、

デモ画面を交えての説明のため、使用感がダイレクトに伝わりました。

4.まとめ

「Cookieに関する情報明示と利用同意の取得」は、

これからのウェブサイトの作成・管理者にとっては必須の対策となります。

 

Cookiebot」は、世界中で実績もあり、新たにシステムを構築するよりも、

コスト面、時間削減の観点から弊社でも導入を考えております。

PDPA本施行に向けて、しっかりと対策をしていきましょう。

 

 

 

■ システム開発、Cookiebot:Classmethod(Thailand)Co., Ltd.

http://www.classmethod.co.th/

 

■  法律事務所:GVA Law Office (Thailand) Co., Ltd.

https://gvathai.com/

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